生まれたての赤ちゃんを育てているパパやママへ

はまっここどもクリニックでは、横浜市の小児専門の医療機関として、健診・予防接種で赤ちゃんたちの成長をサポートしています。このページでは、新生児から生後2か月未満の赤ちゃんに関して、知っておいてほしい情報や、当院が行えることをお伝えします。ぜひ参考にしてください。

なお、ページの最後に簡単に予約ができるフォームをご用意しています。まだ当院に診察券もない方も、健診・予防接種をご希望される場合は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

生後1か月未満の赤ちゃんの健診について

横浜市内にお住まいの新米パパ・ママの皆さまへ。生後1か月未満のお子様の健診も、当クリニックで対応可能です。健診は赤ちゃんの成長と健康状態を把握し、問題を早期に発見し、適切に対応するために重要な機会となります。

• 授乳と排泄に関する悩み

母乳やミルクの与え方、赤ちゃんの排泄に関して疑問や不安をお持ちの方は多いです。お子様の頻繁な授乳が必要なのか、飲んでいる量が十分かどうか、また、排泄の頻度や便の色や形状について、当クリニックで専門的なアドバイスを提供します。

• 睡眠とお風呂に関する不安

赤ちゃんの睡眠リズムやお風呂のタイミングと方法についての質問や不安も、当クリニックがサポートします。寝付かない赤ちゃん、夜泣きが多い赤ちゃんに対する対策や、お風呂の頻度、入れ方などについての適切なアドバイスを提供します。

• 皮膚トラブルや反応に関する悩み

赤ちゃんの皮膚が荒れたり乾燥したりしてきたとき、また授乳後のげっぷや吐き戻しが心配になったときにも、当クリニックは皆さまの育児を全力でサポートします。

新米パパ・ママにとって、初めての育児は大きな挑戦です。でもご安心ください。どんな些細なことでも、お気軽に当クリニックにご相談ください。

2か月での予防接種について

赤ちゃんの健康を守るために、2か月になると日本ではいくつかの予防接種が実施されます。これらの予防接種は、感染症から赤ちゃんを守り、重篤な合併症を防ぐために非常に重要です。以下に、2か月での予防接種についてお話しいたします。

1. B型肝炎ワクチン

B型肝炎は肝臓に障害を与えるウイルスによる感染症であり、赤ちゃんが感染すると重篤な肝疾患を引き起こす可能性があります。B型肝炎ワクチンは、このウイルスに対する免疫を身につけるために接種されます。2か月での接種が始まることで、早期に免疫を獲得し、感染を防ぐことが期待されます。

1. ヒブワクチン

Hib（インフルエンザ菌b型）は、脳膜炎や敗血症を引き起こす原因となる感染症です。ヒブワクチンは、この細菌に対する免疫を身につけるために接種されます。2か月での接種が始まることで、重篤な感染症から赤ちゃんを守る効果が期待されます。

3. 四種混合ワクチン

DPT-IPV-Hibワクチンは、ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオの4つの疾患に対する免疫を一度に行うためのワクチンです。これらの感染症はいずれも重篤な合併症を引き起こす可能性があり、2か月での接種が始まることで、幅広い感染症から赤ちゃんを保護する効果が期待されます。特に百日咳について、乳児の罹患が増えていることから、2023年4月から生後3か月接種開始から生後2か月接種開始に早められています。

4. 肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による感染症から身を守るためのワクチンです。この細菌は、耳・鼻・のどの感染症や肺炎を引き起こすことがあります。また、髄膜炎や敗血症など、重篤な合併症を引き起こす可能性もあります。肺炎球菌ワクチンは、感染を予防するだけでなく、これらの重篤な合併症を防止するためにも非常に重要です。

5. ロタウイルスワクチン

ロタウイルスワクチンは、ロタウイルスによる感染症から身を守るためのワクチンです。ロタウイルスは、乳幼児に特に多く見られるウイルスであり、主に腸管炎を引き起こします。感染すると、下痢や嘔吐、発熱などの症状が現れ、脱水症状が起こることがあります。ロタウイルスは感染力が強く、乳幼児期にはほぼ全ての子供が感染する可能性があるため、予防接種が重要とされています。
経口で接種するワクチンです。当院はおおよそ1か月あけて3回投与するワクチン（ロタテック®）を採用しています。

ワクチンを接種する意義

予防接種は、感染症から赤ちゃんを守るための最も効果的な手段の一つです。特に2か月での接種は、赤ちゃんの免疫系が未発達な時期に重要な疾患から保護するために行われます。予防接種によって、感染症の発生を減らすことで、感染の拡大を防止し、地域全体の免疫を高めることが可能です。

また、予防接種は特定の感染症の合併症を予防するだけでなく、感染を制御することで集団免疫を構築する重要な手段です。集団免疫が高まることで、免疫の低い個人や未接種の赤ちゃんも保護される効果があります。

最後に、予防接種は世界的に広く推奨されており、感染症対策の一翼を担っています。赤ちゃんの健康と安全を守るために、定められた接種スケジュールに従って予防接種を行うことをお勧めします。当院では、赤ちゃんの健康を最優先に考え、丁寧に接種を行いますので、安心してお越しください。

予約

以下のいずれかの方法でご予約ください。

赤ちゃんの成長は日々変化していきます。定期的な健診や予防接種を受けることで、健康的な成長をサポートできます。横浜市で育つ赤ちゃんたちが安心して成長できるよう、当院では親身なサポートを行っています。何か疑問や悩みがあれば、どんな些細なことでも結構です。お気軽に当院にお越しください。皆さまの赤ちゃんの健やかな成長を心よりお祈りしております。